自己肯定感ゼロから自分を好きになるまでにした9つのこと

  • URLをコピーしました!

この記事では、わたしが本当におすすめしたい本を紹介しています。(※アフィリエイトリンクを含みます。)
リンクから購入いただくと、ブログ運営のサポートになります。

『自分のことが嫌い』

それがわたしの当たり前で、嫌いな自分を取りつくろって

『ほかの人から嫌われないように生きなきゃ』と、ずっと肩に力を入れていました。

わたしは小学生のころから自分のことが嫌いでした。

友達が少なくて、感情のコントロールができなくて、やるべきことを先延ばしにしてしまう。

そうして自分との信頼関係が崩れていくと、

『こんな自分なんて…』とますます自分を嫌いになってしまいますよね。

でも、そんなわたしも少しずつ変わっていくことができました。

この記事では、自己肯定感ゼロだったわたしが、自分を認められるまでにやってきた9つの方法をお話しします。

どれも特別な人だけができることじゃありません。

今日から試せる小さな一歩です。

ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

目次

自己肯定感ゼロからの変化のきっかけ

嫌いだった自分と、今の考え方

1.人とうまく関われないことにコンプレックスがあった

みんなに好かれて話し上手な人に憧れて『わたしもああなりたい』と思っていたけど、

その人と自分の違いを言語化できず、どう振る舞えばいいのかが分からなかった。

『明るく振る舞っているつもりなのに、なぜ自分はあの人みたいに声をかけてもらえないのかな』

そんな考えがよぎるたび、辛い気持ちになっていました。

「友達が少ない=人として劣っている」と思い込んでいた

今は「深く付き合える人がいれば十分」と思えるようになり、付き合いの多さにこだわる必要はないと思うようになりました。

2.会話で愛想笑いしかできない自分が恥ずかしかった

会話のテンポに乗れず、うなずいたり笑ったりしてやり過ごしていました。

元々わたしのなかではそれが普通だったので上手くやれていると思っていました。

しかしある日、「めっちゃ愛想笑いするやん」と言われて

自分が会話の中でただ笑っているだけなことに気づきました。

「ちゃんと会話をしよう」と意識してもうまく話せない自分を恥じていた

今は沈黙も自分らしさの一部だととらえ直しています。
無理に話すより、聞く姿勢にも価値があると思えるようになりました。
また、自分を好きになれたことで少しずつ自己開示ができるようになり、うまくバランスをとれるようになってきたと自覚しています。

3.すぐイライラして自己嫌悪していた

生まれながらに外的ストレスを受けやすい性質で、

特に学校という合わない環境で心が慢性的なストレスにさらされていました。

ストレスによるイライラが抑えきれず、感情をそのまま出してしまうことが多かったです。

特に大事な人ほど感情のまま態度に出してしまうことが多く、

イライラが落ち着いて「なんであんな言い方しちゃったんだろう」と振り返るたびに、

そんな自分を性格の悪くて自己中心的な人間だと卑下していました。

感情をコントロールする方法を知らず、ただ自分を責めていた

今は、小さなことにモヤモヤしたら「わたしは疲れてるんだな」と休息が必要なサインとして受け止めています。
そして、そんなときは俯瞰して自分を見るようにしています。
また、日々を穏やかに過ごせており、イライラすること自体がほぼなくなりました。

4.先延ばしにする自分に不信感があった

「やらなきゃ」と思っても、ギリギリまで動けない。

ギリギリになって追い詰められて同じ過ちを繰り返していました。

「自分は本当にダメな人間だ」と自分への信頼を失っていった

今は、先延ばしグセそのものを直すのではなく、自然とうまくできるように環境をコントロールすることで上手に付き合っていけるようにしています。

嫌いな自分と生きるのが苦しかった

元々何度も「変わりたい」「変わろう」と思うことはあったものの、

どう変わればいいのか、なにをどうすればいいのかが分からず、

そもそも、自分が本当に変わることができるのかを信じることができませんでした。

「変わりたい」と明確に思うようになったきっかけは、

家族といるときにイライラをぶつけてしまって、冷静になって後悔することを繰り返していたからです。

『本当は八つ当たりしたいわけじゃないのに、感情のままにぶつかってしまう』

そんな自分でこのまま生きていくのがどうしても嫌だったんです。

自分を好きになれた「9つの小さな変化」

そんなふうに自分を嫌っていたわたしが、どのようにして自分を好きになったのか。

最初から全部を意識して実践していたわけではありません。

後になってから『そういえばこんなことをしてきたな』と気づいた、9つの方法をご紹介します。

自己否定をやめて心が軽くなった「考え方の変化」

1.まずは知ることが一番大事

自分を変えるためには、まず、“自分にはない考え方を知ること”が大切だとわたしは考えています。

それまでのわたしは、自分の価値や生き方を『自分の中だけの基準』で決めつけ、狭い視野の中で自分を苦しめていました。

自分が持っていない考え方を知ることで視野が広がり、選択肢も増え、柔軟に考えることができるようになります。

また、新たな考え方を知ったとして、それを自分のなかに取り入れずとも、

自分とは違う考え方があると知ることで他者を理解できるようになり、人づきあいで必要以上に悩みにくくなり、生きやすくなるメリットもあります。

物事の捉え方(認知)』は行動や感情に大きく影響する。まずは新しい考え方を知ることが変化の第一歩。

参考までに、わたしが考え方に良い影響をもらった3人の方をご紹介します。

1.そわんわんさん(YouTuber)

自分にも周りにも常にポジティブでいる姿勢に強く憧れを持ちました。

そんな彼女の考え方を実践していくようになりました。

2.塩沼亮潤さん(大阿闍梨、慈眼寺住職)

塩沼さんは、“大峰山千日回峰行”という、ご本人を含め1300年に2人しか達成していない過酷な修行を

9年続けることで達成され、大阿闍梨という称号を得られたお方です。

わたしが塩沼さんのことを知ったのはとあるネット記事がきっかけでした。

私が読んだのは、こちらのネット記事です。

過酷な修行をなされて達観した物事の見方は、その言葉の重みが段違いです。

今も学ばせていただいています。

3.きいさん

きいさんの著書『しんどい心にさようなら』

この本はわたしのお守りでありバイブルで、ずっと大切にしています。

しんどい心にさようなら 生きやすくなる55の考え方 [ きい ]

ほかにも、『これいいな』と思った考え方は、都度取り入れるようにしていきました。

どんな考え方が響くのかは人によって違います。それでいいんです。

『この考え方素敵だな』『自分もこうなれたらな』

そんなふうに、自分が納得したことや自分に必要だと思ったこと、

わからないけどなぜか心に響いたことをどんどん自分のものにしてしまいましょう。

知識は行動を変える前提になります。自分が『こうなりたい』『こうありたい』と思う理想に近づくために、自分にはない考え方を積極的に取り入れることはとても大事なことです。

2.知った考えを自分のものにする

本でもネット記事でも、誰かのインタビューでもXのポストでもなんでもいいです。

知った考え方はどんどん自分のものにしていきましょう。

具体的な方法としてはとてもシンプルで、

『自分の考えとして染み込ませる。何でも考える、何度も何度も繰り返し考える』ということです。

外から得た価値観や考え方を、自分の中に取り入れて“自分ごと”として考えるようにする。
最初は「誰かが言っていた」から、繰り返すうちに「わたしの考え」に変わっていく。

そしてその考えを自分に言い換えればこういうことかな?と考えてみることです。

自分ゴトにし、納得すれば自分の考えとして落とし込むことができます。

考え続けていると、普段通りに生活しているどこかのタイミングで、その考えがばっちりとハマる時がきます。自然とその考えを取り入れ、自分のものにできているはずです。

自己否定をやめて心が軽くなった「小さな行動」

3.ちいさなことをいっぱい褒めて記録する

できない自分のままでいい、ありのままでいいと自分を認めたうえで、ちょっとでもなにか行動できたら自分をほめてあげます。

そして、そんな成功体験をノートに書きためていきます。

人は小さな達成でも脳が『報酬』として感じると、自己効力感が高まる。
小さな成功体験を積み重ねるとことで、「自分はできる」という感覚が強化される。

“小さな成功体験”とは、例えばこんなことです。

  • 疲れてたけどメイクを落としてから寝た
  • 最近食べすぎてたからケーキを我慢した
  • 掃除機をかけた
  • 今日もただ生きた

どんなに小さなことでもいいんです。

小さな成功を自分で認めることが、自己肯定感を育てる一番の近道と言えます。

書き溜めたノートはあえて読み返さなくても、ふと目についた時に、視覚的に『こんなに頑張ったんだ』と実感することができます。また、落ち込んだときに読み返すことで「わたしはちゃんと積み重ねてる」という安心にも繋がります。

4.他人を許す

よく『自分に優しくできたら他人に優しくなれる』という、内→外の考え方を目にすることが多いです。

私の場合は逆で、他人を許すことで自分を許せるようになりました。

他人の失敗を「まあいいか」と許す習慣を持つと、自分の失敗も「まあいいか」と受け止めやすくなる。

例えばこんな感じです。

買い物した時にレジの店員さんの商品の扱いが雑だった

→今日はセールの日だから忙しいのかも。だからと言って雑でいいわけじゃないけど。

まあいいや。

ポイントは、自分の気持ちを否定せず、そのまま受け止めたうえで流すことです。

相手の事情だけを考えて自分の気持ちを押し殺しても我慢しているようでしんどくなってしまいます。

大事なのは我慢することではなく流すことなので、自分の正直な気持ちはそのまま認めてあげてください。

他人を許すことで自分を許すことができるようになる。そうすると小さなことで自分を責めないようになります。穏やかに生きやすくなるはずです。

5.継続してみる

継続することが出来たら自信に繋がります。

アルバート・バンデューラの自己効力理論によると、「自分で行動して、それを継続できた経験」が“自分はできる”という自信を生む。

どんなちいさなことでもいいです。

そして必ずしも毎日続けていかないといけないわけではありません。

運動や日記も、忘れてしまう日もサボってしまう日があっても大丈夫です。

大事なのはやめないことです。

続けるうえで大事なことは、完璧に毎日やるより、また始められること。

それを繰り返すうちに『続けられる自分』への信頼が積み重なっていきます。

大きな変化よりも小さな継続のほうが長期的に自信を支えてくれる。

6.希望を摂取する

暗い気持ちを変えるために明るい未来を想像したくても、

悩みの渦中にいるときには、簡単にできることではありませんよね。

そういうときこそ、わたしは自分の想像ではなく外から希望をもらうようにしていました。

自分と同じ、または似たような悩みを乗り越えた人の経験談は何より希望になります。

似た状況の人がうまくいってるのを見ると、自分にもできるかもと感じると自分の未来を想像しやすくなる。「こうすればいい」という道筋が見えるのは大きな効果がある。

また、科学的根拠のある希望を取り入れるのもおすすめです。

わたしの場合は例えば、

『自己効力感は小さな成功体験の積み重ねで育つ』という心理学の研究を知って、

「わたしも小さな一歩なら積み重ねられるかもしれない」と思えて行動にうつすことができました。

わたしもこうなれるかも!と思えることが大事です。それが希望になって、行動するための火種になるでしょう。

自己否定をやめて心が軽くなった「環境と感情の変化」

7.少し高めの目標に挑戦する

わたしの『少し高めの目標』は“働くこと”でした。

わたしは働いてるときの自分が、いきいきしていて気に入っていました。

対人関係に不安があり、外で働けない期間がありましたが、今現在仕事を続けることが出来ていて自信になっています。

心理学の「フロー効果」に直結。フロー状態=スキルと挑戦のバランスがちょうどいい時に起こる没頭体験。簡単すぎると退屈、難しすぎると不安。“少し背伸び”ぐらいが一番幸せ度が高い

やりたくてもできなかったことを勇気を出して始めてみてほしいと思います。

ちょっと頑張ったら届くぐらいの目標が最高のワクワクをくれる。

8.運動を習慣にする

わたしはもっぱら出不精で、過去に在宅で働くようになった時、ほとんど家から出なくなってしまいました。

次第にどんどん体重が増えていってしまったので、最初は家の中で運動を始めてみました。

運動することでスッキリした気持ちで眠ることができるようになりました。

働き始めてからは、職場までの通勤を歩きにしてみました。

外に出て散歩すると本当に気持ちがよくて、太陽光にあたることで

セロトニンが分泌されて、メンタル面にもいい影響があったのではないかと思います。

最近でも、モヤモヤすることや不安に感じることから離れたいときは有酸素運動をしています。

わたしの場合は散歩などです。

継続的な運動のほか、こうして一時的に頭や心をリセットしたいときにも

体を動かすことで、運動後にスッキリとした気持ちになることができます。

運動習慣がある人は、うつ・不安・ストレスが低く、幸福度も高い。脳科学的にもセロトニン・エンドフィン・ドーパミンの分泌で「気分の自然な薬」になる。

運動習慣がない人にはまず早朝の散歩をおすすめしたいです。

早朝の時間は人や車が少なく、空気がひんやりしていて気持ちがいいです。

時間が合う方は一度でもいいのでぜひ体験してみてほしいです。

散歩やストレッチなどの軽い運動でも効果があります。負荷の高い運動で続かなくなってしまうよりも、軽い運動を続けることが大事です。

9.恋をする

これは必ずしも必要というわけではないと思いますが、

わたしの場合は人生をぐんっと前に進める効果が絶大でした。

恋をして、『もっとかわいくなりたい』『あの人に見合う自分になりたい』

そんな思いが、何かをする上で強い原動力になりました。

恋愛初期の「ときめき」は脳内でドーパミン・オキシトシン・ノルアドレナリンが爆発して、幸福度が上がる。

自分磨きに留まらず、内面や仕事、様々な取り組んでみたいことに明るい気持ちで積極的に取り組むことができました。

恋をするとドーパミンが分泌され、自然にポジティブになることができる!

自己肯定感を上げた今だからこそ思うこと

変わりたいと思う自分の意思が重要

『変わろうと思った瞬間から、すでに変わり始めている』

ありきたりですが、わたしは本当にそう思います。

わたしが大事だと思うのは自主性です。

特に、わたしは人から言われたことを受け入れて行動に移すのが得意ではありません。

自分の心で納得したことしか、受け入れ難いところがあります。

じゃあこれらの行動を、わたしがまだ試していない状態だったらどうするか。

わたしが自分を変えるために一番大事だと思うのは、

一番はじめにご紹介した、『いろんな考え方を知ること』です。

ただ、本当に変わりたければそこで終わってしまっては不十分なのです。

さらにその知った考えを『自分の考えにするところまで試していただきたいと思っています。

考え方によっては、ひとつ取り入れるだけでも生きるのがラクになることがあります。

でも、ひとつだけに留まらず、たくさんの考えを知って

自分のものにすることを繰り返していけば、その度になりたい自分に近づいていくことでしょう。

好きな自分は自分でつくれる

好きな自分でいられたら、それで満足することができます。

必要以上に他人に好かれたい、認められたいと思わなくてよくなります。

1つの戦いのステージから降りるようなそんな穏やかな気持ちでいられます。

そして、自分がそんな状態でいられたら

自然とほかの人にも好きになってもらえるとわたしは思っています。

変わりたい理由が『自分への否定』ではなく、

『自分の可能性への信頼』からきてると幸福度も達成度も高くなります。

無理やり変わろうとするよりも、「今の自分も認めながら前に進む」ほうが自然に変化できる。

自分を好きになるためにはいろんな考えを知ってほしい

繰り返しになりますが、わたしがみなさんにおすすめしたいのは、いろんな考えを知ることです。

つぎはそれを考えて自分のものにしてください。

これらがあなたの考えになれば、自然と行動がそちらへ向いていきます。

そしてこのブログでは、みなさんが知って

『いいな』『参考になるな』と思えるような記事をこれからも更新していきます。

よろしければまた、覗きに来てくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次