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日々生活していると、
「こんな自分じゃ嫌だ」「あの人みたいになりたい」
そんな考えが頭をよぎることがありますよね。
「でもどうすれば変われるのか、どこを変えればいいのか分からない」
そして気づけば、『変われないまま時間が過ぎていた』
そんな方も多いのではないでしょうか。
今回は、“自分を変える=もっと素敵な自分にアップデートする”という視点から
『変わるために今できること』をまとめてみました。
そもそも変わりたいと思うのはなぜ?
変わりたいと思う気持ちには、隠された理由があるんです。
変わりたい気持ちの正体
- 今の自分に違和感がある
-
どんなふうに変わりたいのか、具体的なイメージはできないけど
「なんとなく変わりたい、変わらなきゃいけない」そう感じるのは、今の自分に違和感があるからなんです。
「本当はこうなりたい、こうありたい」という無意識の理想があるからこそ、
“今の自分はちょっと違う”と感じてしまうんですよね。
- 現状に満足できない感覚
-
仕事が楽しくない、人間関係で疲れる、自分の性格がイヤ
こうした小さな不満の積み重ねが「このままじゃ嫌だ」という気持ちに繋がります。
- 自己否定の裏に希望がある
-
「今の自分はダメだから変わりたい」という自己否定のような感覚にも、
裏を返せば「もっと良くなれる」という希望が隠れているのです。
「なんとなく変わりたい」と感じるとき、そこには必ず“今の自分に対する違和感”があります。
それは自己否定ではなく、理想の自分に気づいたということ。
だから、変わりたいと思う気持ちは前向きなエネルギーなんです。
まずはどう変わりたいのかを知る
変わるためにはなりたい自分を具体的にする必要があります。
まずは「どう変わりたいのか」 を明確にしていきましょう。
ここではそのための方法を説明したいと思います。
自分が「嫌だ」と思うところを整理する
まず初めに、自分の中の嫌だなと思うところを書き出してみましょう。
そうして書き出したものが、伸ばしたい方向性のヒントになります。
例:人前で話すのが苦手なところ→自分を堂々と表現したい気持ちがある
一度書き出してみた嫌なところを、本当はどうありたいのかにつなげてみましょう。
今の自分と理想の自分の差が大きいと、不安や自己否定、生きづらさが出てきます。
理想の自分と今の自分の差に気づいたとき、人は変わりたいと思うんです。
「変わりたい」という気持ちは、理想の自分と今の自分とのズレに気づいたからこそ生まれる成長のサイン
「なりたい姿」をイメージする
次に、なりたい姿をイメージして理想の自分を明確にしてみましょう。
そうすることで、そこに向かって行動しやすくなります。
イメージするための具体的な方法としては、
- 感覚的に簡単に書き出してみる
- 誰かへの憧れをヒントにする
この2つがおすすめです。
感覚的に簡単に書き出してみる
「もっと明るく」「堂々とする」など、感覚的で大丈夫です。
抽象的でいいので、簡単に思いつくまま書き出してみましょう。
完璧さよりも“なんとなくこうしたい”の直感が大切で、そこから次の一歩が見えてきます。
誰かへの憧れをヒントにする
「あの人みたいになりたい」という気持ちは、劣等感ではなく理想の自分を見つけるための大事なサインです。
だからといって、誰かへの憧れをそのまま真似する必要はありません。
あなた自身にとってのヒントに変えていけばいいのです。
例えば、「この人の話し方に憧れている」なら、
「自分も安心して人と笑い合えるようになりたい」という本心が隠れているかもしれません。
憧れは『自分らしい変化』の出発点になります。
すでにできている部分を見つける
変わりたいと思うとき、多くの人は「自分には何もない」「ゼロから頑張らないと」と考えてしまいがちです。
でも実際には、今の自分のなかにもう土台はしっかりと存在しています。
例えば「人前で話すのが苦手」と思っていても、仲のいい友だちとは楽しく会話できているなら、それはすでに表現する力を持っている証拠です。
ゼロから新しい自分を作るのではなく、「もうあるもの」を伸ばしていくと考えれば、ぐっと気持ちが軽くなります。
これは心理学において「自己効力感」と呼ばれていて、小さな成功体験に気づくことが次の挑戦を後押しすると言われています。
「まだできていないこと」ではなく「もうできていること」に目を向けることが大事なポイントです。
『ゼロからではなく、すでに土台がある』と気づけると自己効力感が高まる
行動につなげる方法
なりたい自分を明確にすることはとても大事ですが、「こうなりたい」と頭の中で考えるだけでは変化は起きません。
大事なのはその気持ちを小さな行動に変えること。
そして無理なく続けられる仕組みを作って、少しずつ自分の変化を実感していくことです。
小さな行動に転換する
例えば、「堂々と話せるようになりたい」と思っていても、いきなり大きな変化を起こそうとすると続きません。
まずは、理想を“具体的で小さな一歩”に変えてみましょう。
最初の一歩はまず、ずっとやりたいと思っていたけどできなかったことをしてみてもいいかもしれませんね。
例:「堂々と話したい」→会議で1回だけ意見を言ってみる
こうしてハードルを下げることで、「行動できた」という小さな成功体験を積み重ねることができます。
継続できる仕組みを作る
人間の意思の力は有限なので、行動は意思よりも環境に左右されることが多いです。
そのため、環境を工夫することで意思に頼らずとも行動できるようになります。
「やる気」ではなく「仕組み」を工夫してみましょう。
- 毎日5分だけ日記を書く
- 応援してくれる人に話す
- 机の上にノートを開いたまま置いておく
こうした工夫は、「続けられなかった自分を責める」ことを防ぎ、自然と習慣を作る助けになります。
余談ですが、普段から継続が苦手で習慣を身につけたいという方にはこの本がおすすめです。
習慣化のプロ、井上新八さんの『時間のデザイン』という本です。
井上さんはブックデザイナーとして仕事で忙しい毎日を送りながらも、映画鑑賞や読書、ゲームなど自分のやりたいことへの時間も惜しみません。
習慣化の方法や、習慣化することで時間を生み出す方法を教えてくれます。
成長を振り返る
人は「まだできていないこと」にばかり目を向けがちです。
でも大切なのは「昨日よりできるようになったこと」に気づくこと。
成長や自己理解は一気に変わるものではなく、“積み重ね”でしか実感できません。
小さな行動ができた自分を振り返り、前進している自分を確認することが、次の挑戦へのエネルギーになります。
まとめ
「変わりたい」と思うのは、すでに前進のサイン。
まずは「どう変わりたいのか」を知ることから始めてみるといいですね。
自分の理想に近づく小さな行動を重ねることで、本当の変化が起きていくのです。
変わりたいと思う気持ちはとても尊いものです。
しかし、そのままの、本来のあなたが十分に素晴らしい存在であることをどうか忘れないでください。
あまり「変わらないと!」と思い詰めすぎず、身の回りの小さなことから変えていけたらいいですね。
このブログ『ぽつぽつ、ぽころ。』では、変わりたいと思うあなたの心を応援します。
本当の自分を知るための実践的な記事をこれからも更新していきます。
一緒になりたい自分になってワクワクする人生を創っていきましょうね。